DC色々体験記 2003年12月

キューバ・カンクン・ダラス旅行(5泊6日)

 

12月某日 3日目 Parisian鑑賞。

 

Parisian10時過ぎに開始だが、いい席確保のために9時〜9時半頃に着いた方がよいというホテルの担当者の言葉を信じ9時20分着。会場の端のテーブルに一人座らされる。周囲は食事中のグループ。ビールをちびちび飲みつつ、1時間待つ。自分の体内時計の1分間をストップウォッチで検証する一人遊びにも飽きた頃、SHOWはスタート。客席は半分ほどしか埋まっていない。

 

ParisianTropicanaに比べればたいしたことはない、という前評判は本当であった。歌手は上手いが、ラテンナンバーが少なく、曲調もムード歌謡的なものが多い。

 

ダンサーもトップダンサーはなかなかだが、これを囲むダンサーが貧弱だったり、身体が絞れていなかったり。狭い舞台で演出も限られるから仕方ない面もあるとはいえ、ダイナミックさには欠ける。35ドルはやや高いか。

 

約1時間40分のshowが終わったと思ったら、顔を真っ黒に塗り黒人に扮した(この時点で既に嫌悪感)コメディアンが出てきて全編スペイン語の漫談を始めた。これが30分続くとウェイターに聞き、逃げ出すように帰る。入り口にたむろしていた若者に「チィーノ!(注)」と声を掛けられ、イヤな気分になる。

 

(注)チーノ=中国人の意味。彼(女)らはアジア系を見ると、用もないのにこう呼ぶように条件反射がインプットされており、街中でかなりこう呼びかけられる。用があってもなくてもこうなので、軽く無視するに限る。