DC色々体験記

2004年5月

 

5月5日

2日までは仕事で忙しかった。4月30日に後任が猫と共に到着。今週月、火、水と引き継ぎを終え、やっと職場に顔を出す必要が無くなった。でも同僚との食事で毎日のように昼時のみ顔を出すことになるけど。引っ越し準備はかなりはかどって、順調、、、のはず。やっていないことがないか、チェックする必要があるけど。

DCは緑が目映い季節となった。1年で一番いい時期かもしれない。2年前の来たばかりの頃が思い出される。早かったけど思い出の詰まった2年間だった。

 

5月6日(木)

後任も来てもう職場に出る必要もない。車を明日売る。2年間使ってきて愛着がある。これから毎日のように車を乗り回すことはしばらくないだろう。

 

5月7日(金)

車を6100ドルで売って、足の無いDCの不便さを痛感。

 

5月9日(日)

同僚と3人でオリオールズーインディアンス戦を観戦。ボルチモアの美しいカムデンヤードも見納め。試合は両軍合わせて30安打、12−11の派手な乱打戦。出てくるピッチャーで点を取られない者はいない。0のイニングは5回のみ。しかしこれで3時間30分を切る試合時間はさすが。にほんなら5時間は掛かっていたことだろう。

5月10日(月)

荷物を運び出し、アパートメントホテルにチェックイン。2bedroomで(これまでの自分の部屋よりも)快適なホテル。食器もそろっているし、洗剤も用意されている。ここで3泊。夜、自分が主役のレセプション。人の集まりもよく感動。形になって良かったとほっとする。英語のスピーチは不要であったけど、かなり英語でのコミュニケーションに慣れてきた感じ。で、アメリカを離れる。

 

5月11日(火)

午前から美術館を回ろうと思ったが、何となくだるくて美術館は午後にする。今日は31度まで上がるらしい。

 

5月12日(水)

 午前最後のナショナルギャラリー。セザンヌの展示が15点に増え、「セザンヌの部屋」が出来ていた。ゴッホも初めて見る作品がある。少しずつだが変わっている。ロートレックは正面を向いた人物を中心に据えないが、きっと横顔を角のが好きだったんだろう、、、などと思ったり。その後キャピトルヒルを超えて初めて最高裁を見学。キャピトルヒル周辺を歩くと改めてスーツ姿の人々(圧力団体)が多い。特殊な世界を相手にしてきたんだなあと思う。午後職場挨拶回り。

salsaZanzibarの雰囲気が好きだった。

 

5月13日(木)アメリカ最終日

同僚3名が見送りに。空港では淡々と手続き。長い休暇で旅に出るような感覚で、「日本に帰る」感じは今イチ。ビジネスラウンジで待ち時間もリラックス。機内は快適。やはりビジネスクラス、料理は素晴らしい。感動した。久々に食べる生麺のうどんに日本に帰ることが実感されてきた。機内ではなるべく眠らずに、というか余り眠くない。映画を4本。「半落ち」を見て感動しつつも、日本映画独特のあまりのトーンの暗さに、こちらも暗い気持ちになり、無理矢理cheaper by the dozenを見るも、結局ハッピーエンドじゃん、とひねくれる。

着陸前の2時間ほど眠る。成田近辺の起伏のある景色、合間に水田が広がる様子を見て、真っ平らのアメリカとの違いを感じる。

日本時間午後2時半過ぎ、帰国。2年間楽しかった。

 

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