10月11日〜13日 World
Salsa Congress In Toronto
今回の旅行の目的は「第1回ワールド・サルサ・コングレス・イン・トロント」。
結論から言って結構楽しめたコングレスだった。今年は第1回目なので、運営面での不手際があるのでは、と不安もあったが、NYコングレスの主催者(メレンデス氏)の協力もあり、registerationはスムース(丁寧にも1週間前に申込者全員にメールでregisrationは大丈夫!とのお知らせメール有り。)。
会場のマリオットホテルのボールルーム(パフォーマンス、ダンスフロア兼用)も充分広い。プエルトリコのカリベヒルトンホテルの大きなボールルームと同じくらい。パフォーマンス時には椅子席が300ほど用意され(パフォーマンス後は素早く撤収)、床に腰掛けずにすむ。冷たい水は無料でホテルから提供されており、補充もこまめで非常に良い。ワークショップ、パーティーの空調・音響も問題なし。これらは一見当たり前のようだが、他のコングレスでは何かしら上記の面で落ち
度があったことを考えれば立派なことだ、と思う。唯一難を言うとすれば、フルパスがNYと同じ「腕輪」なのは何とかならないものか。
招待ダンサー(インストラクター)は、NYから、Juan Matos, Ismael Otero,
Nelson Flores, など、Londonからは Super Mario, LAからEddie、地元Canadaからは懐かしの Josie Negria他地元のインストラクター陣。2日間のワークショップとしては充分な質とバラエティー。
参加者は何名いたのかは不明だけど、最も多かった2日目では、千人位はいた気がする。割合はおそらく過半数は地元Canadaそれもトロントからと思われる。NYなどアメリカの各都市からも結構来ているようだった。プエルトリコからは2チームのみ。ヨーロッパはほぼ皆無か。日本からは10名弱。ただ、トロント自体が「人種のるつぼ」だけあって、会場の雰囲気は一見ワールドワイド(自分が踊った中ではロシア出身の人も)。踊っていて、「どこから来たの?トロント?」と聞かれることしばしば。確かにトロントのチームにはアジア系のダンサーが多い。On1:On2の比率はざっと見回して7:3位か。
3日あったパフォーマンスは、1日目を見逃した(日本から参加の唯一のペアは見られず)。また、今年既にLA、プエルトリコ、NYで見たのと同じパフォーマンスもいくつもあり、自分にとってはやや新鮮味に欠けた部分もあったので、フェアな感想ではないけど、パフォーマンスは、コレ!というものが少なかったかもしれない。Caribian Soul(NJ)やDescarga Latina(NY)の「女性・楽器パフォーマンス」、「2人3脚リード」は何度も見ていると周囲の歓声と同じ反応は出来ないものだ。プエルトリコからは2チームだが、「トップクラス」が来ていない感じは否めない(失礼)。Heartbreak Boysも会場は大盛り上がりだけど、自分は実は子供は苦手。17、8歳の「既にboysじゃねえだろ!」という連中は特に。パフォーマンス全体の雰囲気としては、アフロキューバンなものが少なく、2年前のプエルトリコのコングレスを思い出した。決して遅れているという意味ではない。プエルトリコと違って会場の盛り上がりはおとなしめだった気がする。
2日で計9つのワークショップを取ったが、いずれもなかなか内容は良かった。ペアのワークショップに出たのはプエルトリコ以来であったこともあり、Advancedクラスなどは、結構手間取ったが、最初は30組くらいいたJuan Matosの上級クラスで、次々と人が脱落していく中、最後まで残れて良かった。ジョシーネグリアも2,3年前の恵比寿のコングレスで見た時と同じ白い衣装で同じ内容のワークショップ。でも基本の内容なのでためになる。Super Marioは中・上級のペアのWorkshopにそれぞれ出たが、Workshop途中で会場を自ら歩きまわり質問に丁寧・的確に答えている様子は好感もてた。
一般参加者のレベルは他のコングレスには及ばない感じだが、会場の雰囲気は良い。流行のフランキーマルチネス風のダンサーは意外にも少なく、かといって、アクロバットに走る連中も見ない。ライブが無かったのは残念だけど、DJは良かった。
あと、フルパスで190ドル、ホテル1泊135ドル(いずれもカナダドル)と他に比べて結構割安なのは、このコングレスの魅力。来年も同じ時期にやるらしいが、さて日本から来る価値があるかとなると、何とも難しい(特に日本から近くてライブもあり、NY系も結構来ているLAとの比較では辛
いかも)。でも、トロントの街の真ん中での開催はポイント高い(トロントはアメリカに比べて食事が美味しい)し、運営面は全く問題なしだし、招待ダンサー次第だとは思うけど、トロントも決して悪くはない選択かと思う。日程に余裕があれば日帰りナイアガラの滝観光もあるし。
全く余談だけど、MCで来ていたDavid Melendes氏(写真)は、「NYコングレスは来年は8月19日からブロードウェイのヒルトンホテルで開催」と言っていた。より広い会場、しかもブロードウェイど真ん中で、お盆の時期。来年は日本からも大挙してい行って更に盛り上がるんだろうな、と。
(おわり)