「二人きりィ〜暗闇の中ぁ〜男と男の秘密の情事ィィィッ!!!」
「止めろ!!」
「良いじゃないの。テンション上げて↑上げて♪」
「その歌は・・・止めてくれ。」
「BLOOD+が見たくなっちゃった〜!」
(あの曲の替え歌です)
OLIO STORY 〜デアイ〜
―その男は一人で何かを企んでいた。
ここは城。の城とはまた別の城。
そしてテレビを見つめる、その男。
『速報をお伝えします。今朝、姫様が何者かによって連れ去られました。
現在、犯人は城から盗んだ車でデコボコ道を走っている模様・・・え?運転しているのは姫?
あ、今映像が届きました。そちらを御覧下さい。』
今、この番組を見ているのは隣の国の血の気の多い王子。
だが世間は王子とは呼ばない。
「ふーん。面白そうだね。」
どこが面白そうなのかは不明だが、王子は出かける仕度をする。
「あれは・・・獄寺隼人だね。ということは、あの赤ん坊はいるのかな・・・。」
「あのねぇ、私ね。」
「何だ?」
「数年前だけの記憶ポッカリ抜けてるんだよね〜。」
「そうなのか?」
なんだか知らないけれど、私の二年前の記憶一年間分、ポッカリ、穴が開いている。
「治し方分かんない?」
「・・・。そんなことしらねーよ。」
「あそ。残念。」
無理矢理、忘れさせられたのかもしれない記憶。
するといきなりサイレンの音。
「あ。前からもパトカーとか来ちゃったよ。どうしますかぁ?」
達の方へ前からどんどん押し寄せてくるパトカーやら軍車。
「一気に片付ける。
10倍ボム!!!!」
「おお〜」
ドンガラガッシャーン
「よし、行け、!!」
「ほちゃぁぁぁぁぁ!!!」
テロリストさんの御蔭あってかとにかく車道じゃない、木の生い茂った道をドンドン進む。
死者が出ちゃ困るんだけど・・・テロリストさんはちゃんと加減しているのだろうか?
いきなりだった。
ブロロロロロロロ・・・
「ん?風が凄いよ?木が凄く荒れてる。」
「なんだ!?まさか空からもか・・・?」
いったん後ろで休憩していたテロリストさんものそのそと起き上がる。
そして車外へ
そして二人でハモる。
「「まじでか」」
空を見上げるとヘリコプター。
すると突然ヘリの扉が開き、ロープが垂れ下がる。
中から人が降りてくる。
なんだかスパイ映画みたいに颯爽と降り、その上黒ずくめルックである。
「・・・!?まさか・アイツは!!」
「誰?」
「雲雀恭弥かっ・・・。」
「誰だよー。」
でも・・・私には聞いたことのあるような・・・なんというか・・・
そうしているうちに、夜鷹の星に出てくる醜い鳥と同じ苗字をもった(めんどくさい)雲雀、
昭和の歌姫・とおんなじ名前、雲雀は降りてきた。
「ここに、赤ん坊いる?獄寺隼人。」
「赤ん坊ってのはリボーンさんの事か?いねーよ。」
「ふーん。そう。じゃあ次に、を返してもらうよ。」
え?なんで私の名前が出てくるの?
「だめに決まってるだろ。アネキに言われた事はやっておかねーと、アネキの顔見る事になっちまうからな。」
「あ、あの・・・雲雀さん、私貴方に何かしましたか?返してもらう・って。」
「、は僕と結婚して、子供を産むんだよ。」
あ・・・この人自己中だ・・・。
ツカツカと雲雀は私に歩み寄る。
そして・・・
「、行くよ。」
「ひえっ!」
シュッ・・・
気がつくと私は車から離れてヘリの真下にいた。
本当に一瞬で移動してしまった・・・。
雲雀はロープを登るためだろうか、私の腰を掴んでいる。その所為で体が「く」の字になってしまっている。結構苦しいんですけど・・・。
「それじゃあね。獄寺隼人。」
「お・・・オイ、テメー!!に何する気だ!!」
「ん〜、子作り?」
は!?
「この!二倍ボム!!」
シュッ・・・
ドカーン
雲雀の方が速かった。
ふと周りを見ると既に私はヘリの中にいた。
雲雀は操縦士と話しているんだろうか。
窓から下を見るとテロリストさんがちっちゃく見える。何をしているんだろうか?困り果ててる?
急に私は不安になってきた。
子作り・・・雲雀が言ってた言葉は間違いなくそう。
・・・。
子供の作り方・・・って・・・
「マジでかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!????」
嘘だ嘘だ!!あんな自己中なドコの国の誰かも分かんない、何人も人殺してきた様な目した奴とヤるんですか!?
「何叫んでるの?」
そう言いながら私に近づいてくる雲雀。
「来るな変態!」
そう言うと雲雀は少し睨む。
「まだ何もしてないよ。それともそんな妄想でもしたの?」
怖いよ・・・。ねえ、帰りたいよ・・・。・・・でも悪いのは自分なんだ・・・。
目の辺りがジワッと熱くなる。
そして涙。
「だって・・・怖いんだもん・・・全く知らない人に連れて行かれて・・・」
「大丈夫だよ、。いきなり襲ったりは(多分)しないから。」
「何・・・いきなり優しく・・・なってんのよ。」
目からどんどん涙が溢れてくる。
すると、突然雲雀の目の色が変わった。
獲物を捕らえるような目つきに・・・
「ねえ、。」
「何・・・。」
「やっぱりとヤりたい。」
「はぁ?」
涙が止まった。全身が震えた。
私は雲雀を見た。
するといきなり雲雀は私に覆い被さるような体勢になった。
既に息が顔にかかるまでに近くなる。
「ヤらないって言ってたじゃないの、この変態。」
「僕はいきなりはヤらない、って言ったよ。でも今、ちゃんとヤりたいって言ったからね。僕は嘘はついていないよ。」
もっともな事を言われてどうすればいいのかさっぱり分からない。
そして「それに」と付け加えて、
「上空でヤるっていうのもおもしろそうだからね。」
ニヤリと笑いながら口にしたコトバ。
「・・・。」
私は諦めるしかなくなったような気がした。
己の性欲を満たすためには何だってしてしまいそうだから。そんな人に抵抗したって無意味だろう。
「・・・あ。」
私は何かを思い出した。
二年前の無くした記憶。
人生の途中で途切れている私の記憶に、この人が存在していた気がした・・・
私、こんな嫌な性格の人。知っている。
あの目つきの人。
声。自己中心な所。(+変態)
雲雀恭弥を知っている。
どこかで出会っている。
愛し合った・・・?
「ねえ、雲雀。」
「何。」
「一回だけだよ?」
どうしてそんな事を言ってしまったのだろう・・・。
けど・・・私の心の奥で、雲雀を求めているのだろうか・・・?
オマケに、
私一回この人とヤった事あるんだと思う・・・。
「・・・んっ・・・」
いつも部屋に閉じ込められてた私には、当然キスなんて初めての事で。
もう、どうしていいのか分からない。
「、本当に大丈夫なの?」
「・・・。」
「はキス、前に僕としたことあるのに。」
「・・・。」
また。
突然優しくなるの。雲雀は。
どうして?
ヤりたいんならヤっちゃいなよ。
ほら。もうヒラヒラな服に手つけてるくせに。
「、無理でしょ?」
どうしてよ。
また泣きたくなってきちゃうじゃないの・・・。
私は貴方の事を思い出したいから・・・思い出させてよ・・・
「雲雀・・・知りたいの・・・思い出したいの・・・だから・・・」
何をされても良い。
とても大事な人だったという記憶があるの・・・。
また、涙。
泣きじゃくる私を雲雀はそっと、キスしてくれた。
NEXT
あとがき。。。
半年間すっぽかしてました。すみません。。。
この世界は江戸時代のような・・・なんとか大名?みたいな。なんていうかさんは大名の娘みたいな感じ。。。
でもヨーロッパみたいな城を思い浮かべて頂けると嬉しいです。。。
展開つかめない方、すみません。
皐月はヘリに乗ったことがないのでヤれる広さかはわかりません。。。叶姉妹みたいなヘリの広さなら?エロはおあずけv
グダグダなまま・・・06・8・2犀霞皐月