DC色々体験記 2002年12月 カンクン・ハバナ旅行記

 

以下は冬期休暇(24日から1月1日)のカンクン・ハバナ旅行体験記。

 

【カンクン編】

12月24日

てっきりナショナルだと思っていた発着空港がダレスであることに朝気づき慌てるも車で行けばいいことに気づく。朝7時の便でヒューストン経由カンクン着。到着ゲートのタクシーの客引き多さが「途上国」を感じさせる。カンクンのホテルゾーンまでは30分余り。ホテル(JWマリオット)は新しく、プール、スパ等も充実している豪華リゾートホテル。Priceline.comで120ドルでとれてラッキー。食事に出かけるも、バスの降り場が分からず結局セントロ(ダウンタウン)へ。8ドルくらいのセットを頼む。トルティーヤうまい。帰ってホテルのSPAにつかる。

 

12月25日 

今回時計を忘れてきたことに気づくが、時間を気にせず、したいことをしたいときにやるというバカンスの醍醐味が以後味わえることとなる。休暇に時計は不要だ。午前中ビーチ。白い砂浜、透明度の高い遠浅の海が美しい。ゆっくり音楽を聴き、読書、昼寝、海水浴を4時間ほどしたら、かなり日焼けし、真っ赤になっている白人を笑っていた自分も見事に仲間入り。昼食を取りにセントロへ。屋台のものを試すが皆上手い。素朴な味付けに、青唐辛子のたれを落とすと倍のおいしさに。

 

12月26日

 ツェツェン・イッツァ1日ツアー。日本語ツアーなので、日本人ばかりなのは当然だが、その大半がアメリカ駐在員家族のバカンス、という構成であることに驚く。考えてみれば家族連れでないけど自分もそう。数少ない日本からの参加者の女性二人組が知り合いの知り合いであることがわかり、こんなこともあるのか、と不思議な気持ち。

ツェツェン・イッツァはカンクンから車で3時間ほどの距離にあるためカンクン滞在客必須のアトラクションとなっているが、地理的なこと以上に、人を惹き付ける魅力ある古代遺跡。

天文学が優れていて、等々の説明も以前は「昔の人はすごかったんだ」という感想を抱いていたが、最近は単に、昔の人のすごさを現代人は過小評価しすぎていた、あるいは過去は劣っていたという現代人のおごりの表れという気持ちがする。

上まで上れるが、一切の柵がないことは日本では考えられないがそこは自己責任で、ということか。

ガイドの説明の中ではピラミッドが太陽の象徴として全て真っ赤に塗られていたという事が印象的。どうせ修復するのであれば、色も元通りにして欲しいもの。またこのピラミッドは宗教施設であり墓ではないとのこと。権力の象徴に箱モノを作るのも古今東西同じ。

帰りに見学したセノーテは、つい先日崩落事故で日本人新婚旅行カップルが死亡した現場でもある。事実セノーテを囲む岩盤は亀裂が多く強固な地盤でないことを伺わせる。泉の周囲の壁の後ろに穴を掘って通路を造ったりしたことが、崩落につながったのかもしれませんねえ、としみじみ話したガイドの言葉が印象的。

帰って疲れていたので、初めてホテルのレストランで食事。量の多さを予想してスープとサラダだけにして正解。

カンクンはホテルにも夜のであろうがリゾートとして申し分ない。

 

27日昼12時50分発のフライトでハバナへ。