DC色々体験記 200311月22日ブルースのライブ鑑賞
11月22日その2
午後4時半、疲れて美術館を出てホテルで仮眠。7時半、CTA(Red Line)で15分ほどでFullertonへ。駅から徒歩10分でBlues専門ライブハウスクラブのKingston Minesへ到着、大通りを歩いている限りは危ない感じはしない。ここはシカゴ出身の同僚に教えてもらったところ。入場料15ドル。9時の1stステージ開始まで、ニューオリンズ風バーベキューリブで腹ごしらえ。柔らかいリブにケチャップとウスターソースを混ぜたような子供好みの濃い味付けだが、アメリカに来てすっかり舌がアメリカ人と同じく「お子様」になった自分にはとてつもなく美味い。感動。
やや遅れて9時半過ぎにライブ開始。2組が1時間毎に交代でステージを勤める形式らしい。まず4人組のLinsey Alexander
Band。ギター兼ボーカルの親父、なかなかいい味出している。続いて、Billy Branch and the sons of Blue。5人のバンドに2人の日本人がいて(Japanese
Mafiaと同僚に紹介されていた)、しかもしっかりと溶け込んでいたのを見聞きして驚いた。ブルースの本場でたいしたもんだ。ブルースと聞いていつも「憂歌団」が頭に浮かんできたが、アップテンポの曲も多い。ロックの原型、という感じがしたがそういう理解は間違っているのか。さほどに素人の自分であるが、Jazzよりもfunkyな、強い音と即興の掛け合いが心地よく、2時間を楽しく過ごした。テネシーでカントリーを聞いたときの100倍楽しかった。クラブは2バンドの交代で朝の5時までやっているらしい。11時で既に300人はいようか、という盛況。真夜中に来るともっと盛り上がっているのだろう。さすが本場。
12時過ぎにクラブを出たが、人通りもあり、危険はなし。約15分ごとで終夜運転。都会はこうでなくちゃイカン。日本の地下鉄も何故これを見習わないのか。