ＶｅｎＭａｃｋｅｙのつぶやき　～その２５～

みなさんこんにちは。今日は３月１０日（日）です。
僕は、窓から表を見るのが好きです。
人間が歩いていたり、自転車で行ったり来たり、車が通ったり、距離を置いて眺めるのって
楽しいです。
すぐ近くだと怖いんですが。
中でも、僕の仲間が散歩してるのを見ると、僕はもっと嬉しくなります。

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この前、ゆみゆみさんが買い物に出かけたとき、とむまっきぃが部屋の窓辺にダイニングの椅子を持ってきてくれました。

僕は、早速飛び乗って観察を始めました。

三輪車に乗った女の子とお母さんが歩いて来ました。
僕は思わず吠えました。
だって、弱そうだったから・・・

でも、とむまっきぃに怒られてすぐにやめました。
お母さんがちらっと僕を見たような気がしましたが、そのまま僕の視界から消えてしまいました。
どこへ行くんだろう、あの親子？

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白い犬がおじいさんと散歩しています。
僕はいつの間にか立ち上がり、思わず吠えました。
白い犬が吠え返してきました。
僕は、すぐに吠えるのをやめました。

だって、僕より大きな犬で怖かったんです。
でも、いいなぁ、散歩ができて・・・
今度、ゆみゆみさんに連れてってもらお。

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でも、ここへ引っ越してきて散歩があまり楽しくありません。

道路が狭いんです。
人間や車の交通量が多いんです。
おちおち匂いを嗅ぎまわれません。
それに友達がほとんどいません。

また、ちょっと離れたところへ行くと、大きな図体をした、あの忌まわしい「でんしゃ」が大きな音を立てて通ります。
僕は、ナンブセンもヨコスカセンもシンカンセンも嫌いです。
この「でんしゃ」が近づいてきたら、僕は、シッポを股の間にしまい、すぐにゆみゆみさんにダッコしてもらいます。
だって、こうしないと押しつぶされちゃいそうなんです。

でも、河原や河原へ行く途中の小さな駐車場とか好きなところもできました。
ゆみゆみさん、今度、この方面、重点的に連れてってね。

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ふと、とむまっきぃが話しかけてきました。
「Ｖｅｎ、誰か通ってるの？」
ううん、誰も・・・でも、ゆみゆみさんが買い物から帰ってくるとき通るかなぁと思って・・・

このあと、僕は、ゆみゆみさんが玄関のドアを開けるまで、ずっと眺めていました。
ゆみゆみさんって、こっちの道からは帰ってこないんだ・・・

今度は、みよちゃんの部屋の窓から表を見てみたいな、だって、前の通りが全部見渡せるんだから・・・

ＶｅｎＭａｃｋｅｙのつぶやき ～その２５～

ＶｅｎＭａｃｋｅｙのつぶやき　～その２５～