Bikers Club TSUBASA  Establishment1992
2007.12.9
定例ツーリング報告
走行距離318km
(横浜起点)
コース
MAC用賀 − 守谷SA - 土浦北IC - つつじヶ丘 − 女体山 − ゆりの郷

参加者
(敬称略)
武信(H.VF750) 荒木(H.GL1800) 熊谷(BMW.R1150GS)
羽田(BMW.R1150RT) 田中(Y.XV1700) 近藤(BMW.R1200RT)
小池(HD.FXST) 沼田(Y.YZFR1) 吉浜(BMW.R1150R)
内田(BMW.R1150RT)    
ゲスト
藤木(K.ZZR1200) 高田(BUELL)  

 ガソリンの高騰などに負けてたまるか!!!!・・/・・/冒頭からどうも気合が入りすぎました。
では気を取り直して、・・・・・・「偽」にたとえられた今年、実に多岐にわたりいろいろとでてきました。まさに天網恢恢・・・なのであります。
 さて2007年締めくくりの定例ツーリングは、日本の百名山のうちで最も標高の低い“筑波山”である。だが低いからといって侮ってはならない。広大な関東平野を北端から睥睨するような屹然とした山容は気高く、名山にふさわしい。当日はさぞかし師走の寒風にさらされるであろうと予測していたが、あにはからんや無風の好天、まさに小春日和とは、晴れ男(誰だ?)のおかげである。  
 で、この一帯はヨッシーさんの誕生の地でもあり、西は結城、笠間、真壁などの歴史から地理、文化、芸能、特産まで実に造詣が深い。「ではヨッシー様は生まれて霞ヶ浦に湯浴みした♪のでしょうか」とお尋ねしたところ「坂東太郎(利根川)だ!!」と意気軒昂におっしゃられた。この坂東太郎の素晴らしいカンフル的効能について小生は知識を持ち合わせてはいない。
 土浦北ICを下りる。ゴールドアラーキーは所用のためにここで反転する。山麓の一部がかろうじて帯状に秋の暖色を保持している筑波山に向かって進む。ウォーリア友人ゲストの高田氏も集合場所の守谷SAからビューエルで一緒だ。途中ちょっとクルリンパして県道236号に折れ入り、しばし枯葉に縁取られた上りのワインディングを進むと、道は突然想定外の細いダートに変身してしまった。さてこのダート、どのような表情をしているものか小生が斥候に出る。全長1キロまでには満たないであろうが(約600m)結構な曲者である。全線登りのほとんど踏まれていない砂利道で、幅員は軽乗用車ですら、すれ違
いは不可能だろう。特に中間部は今しがた敷設したばかりのような砂利が波上にうねり、GSのアンダーガードをこするような状態で、重量マシンとロードタイヤでは一担停車したならば自力での発進は不可能と思われた。下りに比較してやさしいとはいえ、ここは安全をみて断念することとする。無線を飛ばしてから慎重に戻っていると「じゃ、行くよ!」だってよ?(・_・;)。後で調べても地図上は紛れもなく色付きの県道236号である。関東でもこれだもんネ。だがある意味、まだまだ捨てたものでないこともない。途中いっとき姿をくらましたリーゼントコイケはバンザイハーレーでここを走破してきたとのこと。「フロントとられてビビッタっスけど、全開くれてきました。」だって、あんたはエライ!
 迂回して昨年無料となった筑波スカイラインを、ロープウェイをめざして気持ちよく走る。先ほどのダートからの出口を横目で一瞥くれながら、途中二名がはぐれたが走る。しかしとばっくちのローリング族除けの凸凹路面、あれはどうにかならないものか。ブレーキもサスも、人間様の壊れかけている下半身までもが壊れそうだ。終点のつつじが丘駐車場では名物の“ガマ”も暢気な(-.-)でアッチを向いて出迎えてくれた。
 ここからロープウェイに乗る。ツバサで行楽の乗り物に乗るのは久能山東照宮以来かな。暖められて霞んだ空気の上空には
南西にはるか遠く富士山も見ることができるが、眼下に大きくあるはずの霞ヶ浦はその空気にさえぎられて残念ながら見ることはできない。晴れれば霞ヶ浦海軍航空隊の赤トンボ(九三式中間練習機)の飛行が手に取るように見えたのでしょうなあ昔は、軍国少年たちはさぞ心をときめかしたのであろう。ね!ヨッシーさん。ロープウェイ頂上駅を降りてからは女体山の頂上めざす。ボスコンドーは「女体山はもうあかん!」もといもういい″ということで、ここで待機する。ここの頂上は岩峰で、雄雄しく見える男体山とは鞍部をへだてて相対しているが、実はこちらが筑波山の最高峰である。まるで人間社会のようではないか。
締め付ける皮装備のせいで、ぎこちなくビビリながら狭い頂上を押し合いへし合い楽しんで、再びロープウェイで駐車場に戻れば、途中はぐれた前述のオフを走破してきたダートコイケ、そしてゲスト氏の二名
と無事合流した。ゲストビュエル高田君はジモティでもありここで別れる。例の件のほとぼりが冷めたらまたぜひ参加してください。
 空腹感が広くない脳の中で増長している。昼食と温泉が待っている第二目的地の“ゆりの郷”へ向けのどかなワインディングを駆け下りる。筑波地鶏などを食し、温泉ではフジキーハイランドの放浪話を楽しんで帰路に着く。沈み行くまばゆい西
陽を真正面から浴びながら守谷SAに到着、本年最後の定例ツーリングはここで解散。小生は
笑点前にキャリパー部の洗車、入浴完了、そしてちょっと一杯に突入するという時刻に帰宅とあいなりました。

 今年も然して大きな事故もなく、楽しく終了することが出来ました。来年も無事故、無違反で走りましょう。
よろしく!!(了)熊谷