2009
11
ツーリングレポート
コース 藤野PA〜都民の森〜柳沢峠〜昇仙峡〜道の駅しもべ〜西湖〜河口湖〜御殿場
参加者
(敬称略)
武信(H.VF750) 熊谷(BMW R1150GS ADV.) 羽田(BMW R1150RT)
田中(S.GSX-R1000) 土屋(H.X4) 沼田(Y.YZF-R1)
吉浜(BMW R1150R) ガンメタ(K.1400GTR) 内田(BMW R1150RT)
田口(BMW R1150R RS)    
走行距離 414km(横浜起点)
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 巨人の優勝!7年ぶりに日本一となりました。巨人ファンの方おめでとうございます。
 美酒に酔いしれた翌日の今回は奥多摩から甲斐路を走る。ツバサでは走り慣れた道だ。
神奈川組は中央高速には載らず、藤野PAで集結したメンバーとは県道33号への入口で合流した。日陰のコーナーは朝露がアスファルト路面を未だ黒々と染めあげて緊張を強いるが、順調に都民の森に到着。ここの相変わらずの賑わいは今回不振を極めた“東京モーターショー”の人出を凌駕しているとの見解を皆でガッテンする。

 ミーティングでウォーリアよりビデオ撮影の説明がある。かれこれ10年ほど前、やはりウォーリアによる撮影以来かな。GSXRのテールカウル脇には後方ライダーに向け仰角を採った小型カメラがスマートにビルトインされている。
ここでクランクインして奥多摩周遊道路から柳沢峠までの間で参加メンバー全員がクランクアップとなった。どのように撮れているのだろうか、メンバー公開が楽しみだ。特にこの道、あの人には走り慣れたどころかハイ街道、目を瞑って走っているのが確認できるのではないだろうか。

 思いがけず秀麗な富士山を仰ぎ見ることができた柳沢峠から下っていくが、このラインでは幾度か事故を目撃している。気をつけて降りよう。塩山を右に曲がる。通常のツーリンググループならばここから中央高速か御坂峠へというのが常道だろうが、枯淡の境地などには縁のない、熱血漢の塊ツバサに常道など通用しない。道程はまだ三分の一も来ていないのだ。
 昇仙峡、仙ヶ滝付近は紅葉の最盛期にはチト早いぐらいだろうがマイカー、バス、そしてそれらで乗りつけた多くの老老男女で混みあっており駐バイクするのも一苦労だ。今日は“グリーンライン”を走ったが実は平日だとこの下の渓流沿いを辿る“昇仙峡ライン”を観光馬車とともに走ることが出来る。その中程にある“鼓林荘”という食事処の“ほうとう”はとても美味しいよ。今回のように四人一緒鍋ではないし機会があったらぜひどうぞ。
 “ホッチ峠”を経て中央高速から景色の良い中部横断自動車道を走る。赤石山脈と富士山が美しい。“道の駅しもべ”で休憩して“本栖道”を駆け上がる。ここでの千円札富士山は写真マニアならずとも見逃すことは出来ないが、日は西に傾きだし、前衛の山々は日陰の中にその暖色を隠し始めた。家路を急ごう。
 “富士パノラマ道路”は大渋滞、西湖付近で先をいくSS隊とはぐれてしまう。旧道と思われる裏道を経て“東富士五湖道路”で一息つくが東名
高速でも大渋滞。五時半ですでに真っ暗な“中井PA”で解散となった。
 や〜今回も走りましたね。皆さんお疲れ様でした。(了)熊谷

 今年もヨッシーがマイファーム産の柿を皆さんに持ってきてくれた。昨年に比べると作は少ないとのことだが味はとても甘くて美味い。
 いつも有難うございます。来年もよろしくお願いします。
 東名高速の大渋滞をしばらくすり抜けで進んでいくと赤色灯が点滅している。渋滞の原因は事故ということはわかっていた。追い越し車線に当事者と思われるシルバーのワンボックス車がいて、その先に微動だにせぬライダーが横たわり数名の救急隊が覗き込むようにすわっていた。車線をふさぐようにとめられていたドゥカティスポーツの損傷はないように感じられた。
 日没後のすり抜け走行は平衡感覚が日中との差異が大きい。特に側面積の大きな白色系のトロトロ走る観光バスなど、大型車を抜く際は両者の速度が低速な時ほどライトの反射も加わりその度合いが大きい。“ヒヤリハット”も
一度二度は必ずあるのでは。安全に完全はないが神経を張り詰めてけっして無理をしないのが肝要であろう。あのライダーの元気な復活を祈りたい。

 や〜今回も走りましたね。皆さんお疲れ様でした。(ホントの了)熊谷