DC色々体験記 2003年12月
キューバ・カンクン・ダラス旅行(5泊6日)
12月某日 1日目
前日夜から降り出した初雪が、夜中3時過ぎには道を覆い始め、飛行機が飛ばないのではと泣きそうになる。とりあえず8時半のフライトだが、心配になり5時過ぎにタクシーを呼び空港へ。3時間前にチェックイン。しかし心配も関係なく飛行機は予定通り飛ぶ。
11時過ぎにテキサス州ダラス着。2時間待ってカンクンへ。到着は午後4時前。カンクンの日系旅行代理店の人よりハバナ3泊4日ツアー(航空券、ホテル宿泊費、キューバ入国カード、保険、ハバナ空港からホテルの往復送迎等)のクーポンを442ドルと引き替えに入手。今回はホテルは3ツ星(1泊30ドル)、一人だし贅沢する気も余りなく。
カンクンで4時間の待ち時間、8時半にカンクン発も、コスメル経由の飛行機であった。機中はアメリカ、日本のツアー客、いずれも高齢。カリフォルニアから来たというおばさんに、カリフォルニアと言えばシュワルツネガーが知事になりましたね、と笑いながらいうと、めがねを正しつつキッという顔で「笑い事じゃないのよ。深刻な問題よ」と怒られる。もう一人のおばさんの「彼は日本でもCMで有名なんですって」との助け船に感謝。アメリカ人に政治と宗教の話は原則禁物なのだ。
2時間のフライト、時差もありキューバ着は11時半。ホテル着は午前12時過ぎ。朝の5時から19時間の大移動であったが、今回のテーマは「ライブ音楽を楽しむ」であったので、頑張ってタクシー(3ドル)でHavana ViehaのCasa de la Musica(注)へ。しかし年中無休のはずがこの日に限って休み!失意のうちにホテルへ戻りバーでモヒートを飲み、ふて寝。
ホテルについては、期待値を下げていったので、悪いとは感じなかった。ちゃんとお湯が出る!ことに感動していれば大抵のことは我慢できる。エレベータが故障していて5階までの階段の上り下りが滞在中閉口したけど。
(注)Casa de la Musica:キューバ国営のサルサ専門ライブハウス。Miramar地区と、Havana Vieha地区の2店あり、原則毎日、昼と夜にキューバの人気サルサバンドによるライブがある。入場料10〜15ドル。夜は入場料が高いため地元の人には手が出ない。危ない雰囲気はない。ちなみに1週間の予定表は右写真(クリックすると拡大)のような感じで店の前に貼り出されている。