DC色々体験記 2003年12月

                

 

12月某日 オランダから帰ってきて1週間だが、冬休みをとることに。今回は「キューバ・アゲイン」。でも出発の朝、大雪に見舞われる。今出発の5時間前、外は雪が既に3センチほど積もっている。果たして飛行機は飛ぶのか。明日以降に延期か?

 

12月某日〜某日 キューバ・カンクン・ダラス旅行(5泊6日)

1日目 「キューバへ一気に移動、サルサクラブは休みでふて寝」編。

2日目 「野球観戦・Tropicana・Casa de la Musica」編

3日目 「ライブ失敗、Parisian鑑賞、2度目のCasa de la Musica」編

4日目 「キューバ現代美術館・ハバナ大学・カンクンへ移動」編

5日目・6日目 「カンクン・ダラス友人再会」編

 

12月某日 フィラデルフィア

元の職場の先輩と、フィラデルフィア日帰り観光。1日で往復400キロの運転はさすがに疲れた。でも全米3位の名に違わぬフィラデルフィア美術館の充実ぶりには感動。詳細はこちら。

 

12月12日 雪とニュース

朝起きて外を見ると、一晩でかなり積もっている!5センチくらい。テレビでは「フセイン拘束」を少ないリソースを膨らませつつテレビが報じている。これでイラクがすこしでも落ち着けばいいが。

 

12月某日

最近雪こそ降らないものの、朝晩は零度を下回る寒い日々。パーティーであるアメリカ人より聞いた話。

「バーバラ・ストライザンド、シェール、マドンナ、ミュージカル」の共通点は?

答:「ゲイの好物」

全てのアメリカ人共通の理解ではないものの、「分かる人には分かる」類の話らしい。

 

12月某日ハーシュホーン美術館。

DCへ来たばかりの時に改装中だったので、すっかり記憶から外れてしまい、今まで行ってなかった。アメリカ現代美術の厚みを感じさせる素晴らしい美術館。詳細はこちら。

 

25日DC発、アリゾナ州フェニックス、NYを回って31日に帰ってくるチケットを予約した、、、と思ったら、国土安全保障省がクリスマス以降のテロの危険性を上げたとの発表。アメリカの政府職員に頑張ってテロを防止してもらいたいもの。休暇も命がけだ。

アリゾナにいる間はまず大丈夫だと思うけど。

 

12月25日〜31日 アリゾナ、NY旅行。詳細はこちら。

 

12月31日(水)

旅行から帰ったが、空港の駐車場へ止めていた車のバッテリーが上がっていた。AAA(日本のJAFみたいなもの)を呼ぶ。以下、AAAがやってくるまでの余りにアメリカ的な顛末

 

4時45分AAAに電話。AAAの会員番号、故障の状況、こちらの居場所等を伝えると、「1時間以内」に来るという。参照番号をもらう。

5時過ぎ、確認のために電話。参照番号を伝えると、別の担当者に「依頼はあったが、貴方の自宅のアパートに行くことになっているが」と言われ、もう一度故障の内容、こちらの居場所を一から伝える。別の参照番号をもらうが、今度は「3時間以内」に行くと言われる。文句言うがこれからドライバーを捜すので、とつれない返事。

5時半、確認のため電話すると、まだそちらに向かう者が見つからない、見つかり次第電話すると言われる。

5時45分。電話が掛かってきて、「あと10分で着くが今どこにいるか?」と言われる。こちらは混乱する(15分前の電話はナンだったのか?)が、駐車場内の居場所などを教えると、本当に10分ほどでアフリカ系の親父が来た。バッテリーに小型の充電器みたいなものを付けて「エンジンを回してみろ」と言われ、それまでうんともすんとも言わなかったエンジンが一瞬にして掛かった。「乗れ乗れ(Ride on)!」と言われてハイ終了。

 

2003年終わり。アメリカで最初から最後まで過ごした1年、というのは一生で一度だろう。良い年だった。

 

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