11月26日〜30日 オランダ「レンブラント・ゴッホの5日間の旅」
11月26日(0日目)
26日午後6時発のUA便だが、サンクスギビングの帰省客で空港が激込み、との情報があり3時間前に空港へ。案の定時間はかかったが、まあ乗り込むまでは順調。待合室で「400戦無敗の男」ヒクソン・グレイシー発見。写真でもとってもらおうかと思ったが、プライベートで悪いなと思い辞めた。ハイジャック犯が現れてもこれで大丈夫だ、と思った。
フライトは満席。隣の席だった、3週間のメキシコ・カリブのツアーに参加していた28歳のオランダ人青年が話し好きで、彼もsalsaが好きでキューバを訪れたことがあったりしたこともあり、色々話し(かけてき)たが、おかげで殆ど眠れず時差調整に失敗。悪い奴ではなかったけど。
7時間のフライトで現地時間で朝の7時半、スキポール空港に到着。
11月27日(1日目)
スキポール空港に到着。入国審査はパスポートを見せるだけ。麻薬が合法の国のため?チェックが甘い。
電車を乗り継いで(本来はアムステルダムのセントラルステーションまでの直行があるらしいが、工事で運休)、アムステルダム中央駅へ9時前に着く。疲れた身体に朝の空気独特の冷たさ。どんよりと曇った空。平日なので通勤ラッシュで人が多い。白人が多く、若干のアフリカ系。ヒスパニックが少ないのが印象的。Tram(路面電車)の乗り方が分からず、とりあえず駅から1kmのホテルまで、街並みを見ながら歩く。
道幅が狭い。曲がりくねった道。運河の多さ。道幅が狭く、Tramと車用の道路が重なっている。その割に、必ず自転車専用道路が確保されており、多くの自転車が走っている。オランダって土地の平らな国だったと思い出す。歩道もしっかりある。歩行者>自転車、Tram>>>自動車、という道路造りの際の優先順位が伺われる。街並みは3,4階建てのタウンハウスが建ち並ぶ。高層建築は規制されているのかもしれない。煉瓦で出来た古そうな家が多い。
ホテルにチェックインして、早速国立博物館へ。10時開館に丁度間に合う。
Rijiksmuseum Amsterdamの感想は別ページ
美術館を出て、そのまま歩いて「レンブラントの家」(写真中央建物)へ。ここは、レンブラントが絶頂期に購入してアトリエ兼住居を博物館にしたもの。レンブラントは後に破産して、持ち物は全て競売に付されたため詳細な目録が残されており、このため再現も用意であったのこと。「夜警」もここで描かれたとか。何より、400年近く前の建物であるが、周りの景色と何ら違和感なく存在しているところがアムステルダムの素晴らしさ。台所、寝室、彼が収集したデッサン用?の彫刻、世界の珍しい品々(動物の剥製などなど)(写真)を眺める。エッチングの作品も展示してあった。このころは疲れもピーク。レンブラントのベッドに倒れ込みたい衝動に駆られる。
疲れてはいるが、初めて歩くアムステルダムの街並み、運河沿いの景色が新鮮で、ついつい歩き続けてしまう。有名な「Red Light District」も通過。まあ、歌舞伎町なんだな、ここはと納得。疲れて適当に中華料理屋で牛肉煮込みラーメンを食べ、ホテルについて夕方6時前から就寝。2時過ぎに目が覚めて全く眠れなくなる。
こうして1日目は終了。2日目へ。