DC色々体験記
2003年7月29日〜8月9日:人もうらやむ長期夏期休暇
その1 プエルトリコ(World Salsa Congress)編
7月29日(月)
早朝のAA便でプエルトリコへ。通算3回目のプエルトリコはこれまで同様快晴。無事にホテルにチェックイン。World Salsa Congress事務局には参加を登録しておいたはずが、申し込みだけして支払いがなされていなかったことになっており(FAXでカード情報は送っていたのに、、、)ちょっと手間取るも無事登録。昼食もそこそこに早速ステイシーロペスのchachaのworkshopへ。東京の友人らと合流。
午後4時からと夜9時半からはそれぞれ昼夜の部のパフォーマンス。世界各国からのパフォーマンス。初日夜のパフォーマンスはTito&Tamara、Vivian Ayala、Papa Tamborなど総出演の「プエルトリコオールスターズ」によるパフォーマンス(左写真)で幕開け。この後Jayson&Danny(PR)のチーム、Tropical Gemの女性チームによるシャインなどなど初日から盛りだくさん。特にJaysonと組んでいるDanny(右写真)の、クッとアゴを引いた状態での上目遣いの視線と、シャープなシャインが格好いい。
以後、30日(火)〜2日(土)まで毎日、昼にワークショップに2つほどでて、昼の部のパフォーマンスを見て、食事もそこそこに夜のパフォーマンスのために並び(開場の30分以上前に並んでおくと、正面の前から5列目以内が取れる)、パフォーマンス鑑賞、引続き夜のパーティー、ライブが深夜3時まで、という日々。翌朝10時からのworkshopのため起きるのが辛いほど、盛りだくさんの贅沢な日々。「全部楽しむ」というのは到底体が持たないので、プエルトリコでは、何かを捨てることが重要、と解っていてもついつい色々顔を出してしまう豪華さ。
以下パフォーマンス等での印象をランダムに。
フランキーマルチネス(左写真)を初めて生で見る。いつも200人以上が詰めかけたワークショップは、技術はもちろん、話術も巧み。パーティでフリーで踊ろうものなら人垣ならぬカメラ垣。間違いなく今人気絶頂。salsaのリズムを熟知した上でのシャインは華麗だ。
パパタンボール(右写真)も3人の個性が光り、他の上手いチームでも見ていて気が抜けてくる瞬間がある中、全く飽きの来ないパフォーマンス。
TropicalGemはアクロバテッィクなテクニックはスバラシイ。真ん中の兄ちゃんはイヤらしい雰囲気がたっぷりだが、練習とか体育会系で厳しそう。ダンサーにはよくあるが、相当のナルシストと見た。
エディ・トーレス(写真の黄色の人)、ステイシーロペス、ローラ・カーネリアス、フェリペ・ポランコなどはいつも通りの存在感。同じことしていても安心できるね。
また、ダンスチームを超えたセッション?も多く、時には国境を越えた組み合わせも。シカゴの太った兄ちゃんのチームへのJayson&Dannyの参加、Oliviaと他のダンサーの組み合わせ、などなど。ベネズエラとカナダはナショナルチームを編成していた。カナダは練習不足だったけど。コングレスならではの顔ぶれだ。
世界各国のレベルも上がっており、アジア系の顔がますます増えてきた。そのせいか、踊りに誘って断られること(アジア系だから踊れないでしょ!みたいな偏見)はほとんどなかったような気がする。
パフォーマンスの写真を撮っていて、写っていたダンサーに見せると、ダンサーは皆ナルシストなので自分の写真が大好き。皆一様に嬉しそうな顔をして、メールアドレスを喜んで教えてくれる。と、これって踊る相手の確保の観点から結構使える手だと思った。
29日午後プエルトリコ議事堂見学は別ページ。
2日深夜まで、楽しんで、3日にペルーへ向けて出発。今回は、Salsaとリゾートを半々にして優雅な休暇を過ごそうと思っていたが、結局プールに出たのは2回だけ。サルサ漬けの1週間になってしまった。