VenMackeyのつぶやき 〜その3〜

1.今日は、2月10日土曜日です。
  この1週間で、とむまっきぃからいろいろ教えてもらいました。

  まず、白くて棒のようなものがタバコっていうこと。タバコは、喉に刺激が
  あって気分が落ち着くんだって。でも、体のためにはよくないんだって。
  じゃぁ、やめればいいのに。

  次に、茶色の液体がコーヒーっていうこと。コーヒーは、目を覚ますのに
  いいんだって。
  今度、僕にも飲ませてくれよ〜。

  僕が一番気になっていた、若い女の人は、「みよちゃん」っていうんだって。
  一人っ子で甘やかして育てたから、お前は逆に厳しく育ててやる、だって。
  何でこうなるのか僕にはわかりません。
  それから、寝床に敷いてある、あのマズイやつが、新聞っていうことや、新聞を持って入っていく
  部屋がトイレっていうことや、水を出すところが洗面所っていうことや、とむまっきぃとみよちゃんは、
  会社ってところに働きに行っていることなんかを懇切丁寧に教えてくれました。

  僕がちゃんと食事を食べられるのは、とむまっきぃのお陰なんだって、偉そうに言ってました。
2.僕は、冒険好きです。
  家の中を歩き回り、面白そうなものや珍しいものを見つけては、僕の領土を主張するために、
  オシッコをかけたり、かじったりしています。
  これは、僕の冒険家としての仕事です。

  ある日、とむまっきぃとみよちゃんが、会社ってところに出かけた後、僕がいつものように仕事を
  していると、ゆみゆみさんが「ダメッ」とか「メッ」とか大きな声で話しかけてきました。

  僕は、嬉しくなって、こちらも大きな声で応えてやりました。「ワン!ワンッ!」
  そうすると、ゆみゆみさんは、目を吊り上げて、指を口に当てて「シーッ」って話し掛けてきます。
  なんだか怒っているみたいです。

  せっかく、話し掛けてきたから応えてやったのに、ゆみゆみさんも変です。

  僕も男です、このまま引き下がるわけにはいきません。
  僕は、ゆみゆみの手や腕を思いっきりかじってやりました。
  ゆみゆみさんの腕には、僕の領土の印がいっぱいつきました。
  まるで「虐待」されたかのように無残なものになりました。

  僕って悪いのかなぁ?
  でも、僕は僕の仕事をしているんだけどなぁ。
3.また、ある日、ゆみゆみさんと二人っきりでいるとき、僕が、元気なところを見せようと大きな声で
  「ワン!ワンッ!」って話しかけてやった時、口をふさがれてしまいました。

  また、僕がゆみゆみさんと遊びたくって、大きな声で「ワン!ワンッ!」って呼びかけたときも、
  やはり口をふさがれてしまいました。

  どちらの時も、ゆみゆみさんは「べんうるさいよ」とか話しているように聞こえましたが、僕には
  何の事やら理解できません。
  それよりも、口をふさがれて苦しかったです。

  ひょっとしたら、「べんうるさいよ」って話しかけてきたら、次は口をふさがれるのかなぁ?
  嫌だなぁ。
  「ワン!ワンッ!」って大きな声で話しかけたらいけないのかなぁ?

  ひょっとしたら、「ダメッ」とか「メッ」とか「シーッ」っていうのは怒っているのかなぁ?

  ?ばっかりで僕はノイローゼになりそうです。
4.久しぶりに早く帰ってきたみよちゃんと遊んでやりました。
  足の臭いを嗅いでやったり、顔をペロペロしてやったりしました。

  ボールでも遊んでやりました。
  僕がボールを鼻で動かすと、みよちゃんがボールを取り上げてころがし
  ます。
  僕は、走って行ってボールを咥えて元のところに戻ります。

  みよちゃんは「ちょうだい」とか話しかけてきますが、何の事やら分かり
  ません。
  みよちゃんは、僕が咥えていたボールを取り上げて、また、ころがします。

  こうしたことを何回か繰り返して遊んであげました。
  みよちゃんは、僕に遊んでもらって喜んでいました。
  みよちゃんが教えてくれました。
  明日は注射するんだって。
  でも注射って何だろう? 楽しいのかなぁ。

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更新日 : 2002/03/10 .