一休みして洲崎に向かう。私事だが今回の目的がもうひとつある。「うつぼ」である。テレビでこの辺の名物だと聞いていたのでぜひとも食したいと思っていた。洲崎に向かう私の右目はロンパリ気味に商店に立つ「うつぼ」のノボリを追っていた。 |
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上は洲崎灯台から東京湾を望んでいるところ。後姿は皆30代に見えないことは無い。前からだってヘルメットをかぶりサングラスをしてチョット離れりゃ30代、フルフェイスをかぶりウンと離れりゃ20代もいけるかもしれない。要するにバイクに乗っていれば若くいられるってことだ。ロジックも何もあったものではないが。
冬の澄んだ空気のせいで午後になっても三浦半島が手にとるように見える。
そして最終目的地の「館山城」。皆さんは正月にテレビで放送された「里見八犬伝」を観ただろうか。
昨年の義経以来、大ファンとなった「タッキー」が演じた信乃、芳流閣の大屋根の死闘は興奮島倉千代子(古!)であった。さて入館(城)、やはり先のポスターが多く掲示してある。館山城の受付の女性(おばさま)に「この放送見ました。」と聞いたらナント!「私は、あの人(タッキー)は大嫌いだから見ていません」ときた。この返答を予測できる人っている?。ここは館山城だよな。まったく、すねている?女性には取り付く島がない。よっぽど山下でバイク番をしてくれている近藤親分を呼びに行こうかと思ったくらいだ。 |
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↓前から見ればそれなり? |
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一応、館山市街を眺望して金谷に向かう。金谷では約一時間の待ち時間。空模様も怪しくなり、一時はポツポツ落ちてきたが雨具を着けるほどにはならず、再び車両甲板の小池の爆音を合図に30分の船旅。皆さんお疲れ様でした。横横道路も安全運転で行こう。
うつぼ、買いました。町民市場で一本(尾)2000円。「尻尾の方は小骨が多いから二度揚げして食べると美味しいよ。」とのことでやってみる。
ん、まるで昔母親が使っていた“針刺し”を食べたらこんな感じではないだろうか。小骨の嵐、しかも超合金並に硬い。うかつに噛めば血を見そうだ。熱くもないのにホフホフいいながら用心深く食べる。オマケに皮の方は気持ちの悪い柄をしている。が、
まずくはない。今度は店の丼に挑戦しよう。(了)
(熊谷) |
↓晴男、フォ〜!!! |
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