Bikers Club
 TSUBASA


2006.
定例ツーリング報告
日 時 平成18年1月15日(第2日曜日)晴れ
コース COCO―久里浜フェリー乗場―金谷―保田―ローズマリー公園―野島崎―洲崎―館山城―金谷―久里浜
参加者
(敬称略)
羽田(BMW.R1150RT) 熊谷(BMW.R1150GS)
近藤(BMW.R1200RT) 小池(HD.FLSTS)
小林(BMW.R1150R) 吉浜(BMW.R1150R)
N氏(Y.XJR1300)
見送り 湘南鈴木(H.CB550SP)
ゲスト
走行距離 228キロ(横浜起点)
 日本海側の方々にとっては大雪で大変な年末年始をお過ごしのことと思います。また、厳しい冷え込みが過ぎれば雪崩や雪解けによる浸水、土砂災害、河川の増水など、どうぞ地域の方々が安全にご留意くださり事故のないことを祈るばかりです。
 さて今回は久々の渡洋ツーリングだ。悪天候を示していた予報は数日前から好転し始め、当日は御覧のとおり、そして前日とは打って変わって暖かい絶好のツーリング日和となった。本日の参加は7名。他のメンバーはどうしたんだろ?三日前の予報を信じて未だ床の中か?なんとももったいない。
 フェリーターミナルには湘南鈴木君が見送りに来ている。なんでも仕入れた750ccのレストアに没頭したいとのこと。光陰矢の如し、8年前の2月、見送りに来た彼を前日に納車されたばかりのハーレーとともに拉致してしまったことが思い出されるが、今回は「赤ベコ」(判る人はSUZUKI通)に免じて勘弁しよう。
 車両甲板に小池の爆音が響き渡り、あとは30分の船旅、チョット一杯というわけには行かないが、これもまた格別の時間ではある。
 上陸して順調に歩を進め、千葉での落ち合い場所でメンバーを確認しながら今回の目的地のひとつ「ローズマリー公園」に向かう。
まもなく到着というところで殿軍の羽田代表が来ない。隘路で追い越しも侭ならないのだろうと先に到着して待つが来ない。無線に耳をそばだてていると受信、だが送信が十分に届かない。「だんだん、代表が遠くなる〜♪遠くなる〜♪」を感度で感じながら、ま、心配は無用でしょ。ホラね、我々の思いも寄らぬ逆サイドからニコニコ顔で到着。
 昼食は野島崎で、今回は「金目の煮付け定食」、アジの南蛮漬けもついて1000円なり。三浦半島に比較すれば格安だろう。前回のここでの食事とはチョット違う。観光地での店選びは難しいが近藤親分も納得の様子であった。
 一休みして洲崎に向かう。私事だが今回の目的がもうひとつある。「うつぼ」である。テレビでこの辺の名物だと聞いていたのでぜひとも食したいと思っていた。洲崎に向かう私の右目はロンパリ気味に商店に立つ「うつぼ」のノボリを追っていた。
 上は洲崎灯台から東京湾を望んでいるところ。後姿は皆30代に見えないことは無い。前からだってヘルメットをかぶりサングラスをしてチョット離れりゃ30代、フルフェイスをかぶりウンと離れりゃ20代もいけるかもしれない。要するにバイクに乗っていれば若くいられるってことだ。ロジックも何もあったものではないが。
 冬の澄んだ空気のせいで午後になっても三浦半島が手にとるように見える。
 そして最終目的地の「館山城」。皆さんは正月にテレビで放送された「里見八犬伝」を観ただろうか。
 昨年の義経以来、大ファンとなった「タッキー」が演じた信乃、芳流閣の大屋根の死闘は興奮島倉千代子(古!)であった。さて入館(城)、やはり先のポスターが多く掲示してある。館山城の受付の女性(おばさま)に「この放送見ました。」と聞いたらナント!「私は、あの人(タッキー)は大嫌いだから見ていません」ときた。この返答を予測できる人っている?。ここは館山城だよな。まったく、すねている?女性には取り付く島がない。よっぽど山下でバイク番をしてくれている近藤親分を呼びに行こうかと思ったくらいだ。
↓前から見ればそれなり?
 一応、館山市街を眺望して金谷に向かう。金谷では約一時間の待ち時間。空模様も怪しくなり、一時はポツポツ落ちてきたが雨具を着けるほどにはならず、再び車両甲板の小池の爆音を合図に30分の船旅。皆さんお疲れ様でした。横横道路も安全運転で行こう。
 うつぼ、買いました。町民市場で一本(尾)2000円。「尻尾の方は小骨が多いから二度揚げして食べると美味しいよ。」とのことでやってみる。
ん、まるで昔母親が使っていた“針刺し”を食べたらこんな感じではないだろうか。小骨の嵐、しかも超合金並に硬い。うかつに噛めば血を見そうだ。熱くもないのにホフホフいいながら用心深く食べる。オマケに皮の方は気持ちの悪い柄をしている。が、
まずくはない。今度は店の丼に挑戦しよう。(了)
(熊谷)
↓晴男、フォ〜!!!