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今年のGW皆さんどの様に過ごされたでしょうか。我らツバサのメンバーも多くの方が思い思いのツーリングを楽しんできたようです。 |
風の向くまま気の向くまま、行き当たりばったりで山陰・山陽地方を巡ってきた羽田さん吉浜さん。 納車されたばかりの新車の慣らしを一発で終わらせるべく、一人で九州を巡ってきた堀田さん。 堀田さんの新車FJR1300→ 友人とキャンプツーリングで、四国一周に出掛けた小林さん。 そして桜前線を追いかけ、東北へ奥様とタンデムで出掛けた熊谷さん。他にもツーリングに出掛けた方がいらっしゃるかと思いますが、皆さん今度またゆっくり土産話を聞かせてください。 さてそのGWが終わったとたん、早くも梅雨に入ったかの様なぐずついた天気が続いていますが、今回のツーリングはそんな中での決行となりました。こんなに天気の事を気にする人は、気象予報士とバイク乗りぐらいじゃないかと思うほど、前日は天気に悩まされました。 |
予報では雨は明け方には上がり、日中は曇りという一番悩ましいパターン。無難に延期にしようかと思いきや、翌週末の予報も雨。もし延期と決めて明日天気が回復し、翌週が雨だったら悔しくてたまらないだろうと、「朝出発する時雨が上がっていたら決行」という、ギリギリの決断をしました。 果たして翌朝は予報通り雨が上がり、何とかスタートを切ることが出来ました。天気が気になっていつもより早く出発したため、集合場所の「山田うどん」には開店時間の6時ちょっと前に到着。しかし既にそこには武信さん、近藤さん、そして本日ゲストの内田さんが到着していました。 |
その後堀田さん、吉浜さん、Mrガンメタも到着し、微妙な天気の中、本日総勢7名が揃いました。この時点ではまだ前日の雨の影響で、峠道の路面状況がどうなっているか判らないので、予定通りに本日のメインコース(難所)である、中津峡から両神山を越えて志賀坂峠に抜ける、「金山志賀坂林道」を走るか、ショーカットしてR299を行くか、途中の様子を見ながら決めることにしました。最初の難所である名栗村から横瀬町に抜ける山伏峠を越えてみると、思った程道は濡れて無く、また進行方向の空も雲が切れ青空が覗いてきたので、これなら大丈夫だろうと、予定のコースを行くことに決定。 |
2番目の休憩地点「道の駅大滝温泉」を出発し、R140から中津峡へ向かう道に入る頃にはすっかり晴れ上がり、道は完全にドライコンディション。狭いながらも対向車もほとんど無い道を、気持ちよく走ることが出来ました。とは言えそこはやはり山奥の林道、舗装路とは言え周りは切り立った絶壁。そこから崩れ落ちた大きな石や、細かな砂利が至る所に落ちていて、それらを踏みつけないようにヒヤヒヤしながらの走行でした。しかしこの道は昔の鉱山の跡や、素堀のトンネルなど、関東近郊では今や滅多に目にすることのない光景が残っていて、ここを走っていたら、なんだかタイムスリップしたみたいな気分でした。 |
↑素堀の雁掛トンネル さて本日の目的地「湯郷白寿」に到着。ここは場所的にはとても風情があるとは言えない殺風景な所にあるのですが、泉質は噂通りかなり高濃度なものでした。その事は露天・内湯共に掛け流しにより溢れたお湯の析出で、床が千枚田状になっていることからもわかります。話によると源泉の温度が低いため沸かしているそうですが、その際源泉のままでは濃すぎるため井戸水を加えて調整しているそうです。こりゃー何かに効きそうです。 |
その後立ち寄った「秩父高原牧場」では、秩父の山にこんな所があったのかと、初めて訪れた人がちょっとびっくりする山岳牧場の景色を眺めながら、絞りたての美味しいミルクとソフトクリームを味わいました。 今回は久々に7人という少人数だったため、かなりいいペースで回って来れた事と、何よりラッキーな好天に恵まれた事で、心地よい疲れを感じる大満足な一日でした。 次回は時期的に梅雨真っ只中となっているかも知れませんが、今回同様ツバサのパワーで晴天を呼び込みましょう。さーて、今度は何処へ出掛けましょうか。<了> 田中 |
↑本日ゲストの内田さん |