2008.3.9
定例ツーリング報告
走行距離387km
(横浜起点)
コース 西湘PA-東名愛鷹PA-花沢の里-小川港魚河岸食堂−焼津IC
参加者
武信(H.VF750) 熊谷(BMW.R1150GS) 羽田(BMW.R1150RT)
田中(Y.XV1700) 鈴木(S.GSX750E) 土屋(H.X4 1300)
吉浜(BMW.R1150R) ガンメタ(Y.XJR1300) 内田(BMW.R1150RT)
伊東(S.TL1000)    
 さからくるバッテリー上がりの心配(舶来車特有)から解き放たれる行楽の春。それまでに
乗り越えなければならない現象といえば「春一番」「花粉」「黄砂」などがあるが、「黄砂」にはなんと鉄や鉛、微生物までが含まれているというではないか。これらはもちろん支那産である。おそらくジエチレングリコールやメタミドホス、ダンボールかすまで混入して(させて)いるに違いないと思うと、大気を切り裂いて走る我々には正直、気密インジェクションヘルメットの必要性を感じません?
 さて今回は久々の西進、「花沢の里」から、港でうまい魚を食べるツーリングだ。ウォーリアは早くも復活してメタルグリップを操っている。箱根越えの道は進むほどに気温は下がり、路肩の薄汚れた残雪はまだまだ現役で、我々ライダーを脅かす。チョット気になるのはバッテリーアクシデントで出遅れているギンヤンマだが、沼津で給油の際に連絡がとれ、最短距離を飛翔して、第一目的地の「花沢の里」に降り立った。
 沢の里」は落ち着いた佇まいの山村。石垣や石塔、神社などは長い歴史を感じさせるが、観光地としてはまだまだルーキーといった風情で、本来であればマシン一体(この風体)では進入を憚らなければならないような小川沿いの細道でも、町の人たちとともに、行きかう観光客の視線までもが優しく感じられる。
 自称六十六歳という地元の人が「バイクかぁ、いいねえ、自分も昔は“陸王”などに乗ったものだが、この年になるとねえ。」などといって話しかけてくる。超人ツッチーさんは優しく微笑みながら聞いている。
訪れるほうのマナー次第であろうが、この雰囲気が少しでも長く持続してくれることを願わずにはいられない。
すでに朽ちて“跡”となってしまっている展望台に寄って休憩し、昼食地に向かう。
 川漁港「魚河岸食堂」まで順調に進む。さあ魚を食べよう。きつい皮パンは、ド派手な殊更めいたメニュー看板からの
選定をよけいに難しくさせる。しばし並んで自販機の前に到達、料金を投入し、サアッと右手人差し指の先端をそこに持っていくと『老眼鏡を必要とする“赤いランプの「売り切れ」の文字”』。メニュー看板に貼っておいてよ!識別表示の方法に“改善の余地あり”とポイントアウトしておきたい。
 食堂から五十メートル離れたそこは“男の職場”で、クレーンの先に取り付けられた袋網(?)を自在に操る反町隆ばりのカッコよろしい若者にしばし見とれてしまった。イサキと鯖が揚がっていた。
 ぐ近くの「津波緊急待避施設」で記念撮影する。東海地震に備えたものであろう。役立つことは絶対にあって欲しくはないが、その時にはシッカリと機能してもらいたい。鉄骨でシッカリ出来ているので先の富山湾岸を襲った「寄り回り波」くらいではびくともしないであろう。
 「寄る年波」!こいつはヒタヒタと着実に小生に(メンバーにも?)押し寄せてきていることを、自分のことは言わない家内に日々確認させられて、少々男心がガタついてきている。
 路は、まずは焼津ICからの一気走り、まぁ、みんな速えェこと。当日の小生はついていくのに青息吐息である。沼津ICで降りて伊豆半島を南下するが、小生、湘南S、タケちゃんの三人は都合で、国道1号で箱根越えをする。途中、小田原厚木線で別れて、二宮PAで湘南Sと休憩していると、例の品の無い爆音が序序に近づき、五十台超の旧車会にまみれてしまった。今年三回のツーリングはなぜか全てこのパターンである。おや、湘南Sのジスペケ(GSX)は全く違和感が無いではないか。このあと西湘で抜き去るが一般道の信号で再びまみれ始める。小生は藤沢でエスケープするが、あとで話を聞くと湘南Sはなんと三浦まで一緒だったとか。・・・・・
・・・む!・・・ん??・・・・・
もしかして・・・あんた!お頭?かしら??

皆さん、お疲れ様でした。(了)熊谷
●伊東さんが新メンバーとなられました。
          よろしく!