2008.5.18
定例ツーリング報告
走行距離450km
(新宿起点)
コース 関越高坂−富岡−榛名湖−R406−尻焼温泉−草津(昼食)
二度上峠−関越松井田妙義−関越高坂
参加者
武信(H.VF750) 田中(Y.XV1700) 吉浜(BMW.R1150R)
沼田(Y.YZF-R1) 伊東(S.TL1000R) ガンメタ(Y.XJR1300)
     
ゲスト
藤木(K.ZZR1200)    
「草津、どこでランチにするか考える」の絵です↑

 紙一重の世界で生きているだという事を私は今回の定例で改めて勉強した。サービスに満足するか不快に感じるか、相手が気持ち良く感じるよう物事を進めるか、トコトンもめるか。後ほど報告します・・・
 今回の定例は雨天のため一週延びたが、参加者7名「日ごろの疲れやストレスを癒すツーリング」となった。集合時間には曇り空であったが、朝まで雨が降っていたようで、前を走る車がかき上げるしぶきを避けるため、こまめに車線変更しながら7時に関越高坂P集合。
 藤木さん、無線の調子悪くて聞く事は出来るが送信できない状態であったが、まあ問題ない、という事で軽い朝食をとってから出発。先頭は田中さん、そして最後尾は武さんに指名された私が務める事となった。初めての任務に多少緊張しつつ、どのような連絡をすれば先頭や中間の人が安心して走れるのか、「全員出発」「全員右折完了」なんて無線を入れながら走る。
 上信越の甘楽で小休止、富岡でおりて榛名湖へ。標高が高いため寒い。夏用グローブだったので指が凍えた。残念ながら榛名富士は雲に隠れて見ることが出来なかったが、ここで記念撮影。流れる新緑の美しさに感動しつつ今回の目的地「尻焼温泉」に向かう。
 無料駐車場にバイクを置いて徒歩3−4分、11時ごろには温泉に到着した。道中、無線で話は聞いていたが、見た目はただの“川“だった。川の一部をせき止めてあり、川の冷たい水と湧き出る温泉が適度に混ざって快適な温度の”温泉”となっている。奇跡の混合割合であった。しかも無料。
バイクを置いて入浴準備 海パン持って徒歩で温泉に向かう ♪いい感じ♪

 温泉にあまり長く浸かっていると動く気がなくなってしまう。お腹も空いてきたので食事をするため草津へ移動。そこで適当に入ったラーメン屋さん。そこで今回の紙一重の一発目、不快な思いをする。
 カウンターに7名並んで食事、注文した料理が早く出てきた私は、店内は暑く座席が狭かった事、そしてコーヒーを飲みたかったため先に支払いを済ませて出ようと、店のおばさんに「チャーハン」と言ってお金を払おうとしたらビックリ、おばさんの発言にクチがあいてしまった。
 「皆さん支払いはまとめてお願いしているのですよね〜。壁にも書いているし」申し訳なさそうな表情でもあればまだよかったのだが、完全無表情。何ですか!?餃子・ラーメン・チャーハン、みんな金額も内容もばらばらに注文しているのを「おまえ達(家族・仲間だったら)だれかがまとめて払え、あとは自分達で集金して仲間で精算しろ」とゆー意味か?横で聞いていた田中さん、さらっと冷たい声で不快感を出しながら「俺ら、全員他人だよ!(まとめて払うか、このタコ!)」するとおばさん、不満そうな態度と口調で「じゃーいいですよー」だって。あれでは長く商売できないでしょうね。
 気を取り直して移動開始。標高が高いため寒くてガスのかかった二度上峠あたりで少し休憩して再出発。最後尾でしばらく走り、ふと見ると下り右カーブでみんな皆路肩に停まっている。先頭を走っていた田中さんにトラブル発生。僅かに浮いていた砂に滑ったようでバイクを傷めてしまった。応急処置をして動かせるかどうか確認、足が痛むがどうにか大丈夫との事。しかしこれが左カーブで対向車でも来ていたら・・ゾッとする。温泉につかり皆さん疲れ気味、時間も多少押していたので、予定コースを若干変更して東京に戻る事とし、安全速度で関越道高坂Pへ。いつものまったりタイムを楽しんでから、圏央道に流れる沼さん伊藤さんと挨拶して解散となった。
最後、高坂で解散前の「まったりタイム」

 そこから再び紙一重。武さんと2台、渋滞してほとんど動かない関越の新座料金所左端のETCゲートを通過、再び3車線に絞られるあたり。すり抜け中のバイクに追突されてはたまらないので、後方を注意しながら、自身もすり抜けをするため中央寄りの車線に移動しようと右側車線に移動(するつもりだった)。・・・ふと前をみると僅かに動いていた前の車が完全停止、追突してしまった。100%私の過失。前方への注意がおろそかになっていた。相手の車の傷は狭い範囲で塗装が剥げた程度であった。ドライバーは友人を乗せての行楽帰り、渋滞疲れでグッタリモード。見たところ、おとなしそうな常識的対応が可能な青年に見えた。この渋滞の中、事故証明をとるため警察を呼んで現場検証では2時間やそこらかかりそうだ。ここは相手にも自分にも負担が最小になるよう、住所氏名連絡先とナンバープレートだけ交換して、家に戻ってから連絡を取り合う事とした。保険を使うと翌年の保険料に割り増しがつくので、もし先方のドライバーが「小さな傷なので修理はいいですよ」ってな話になれば保険を使わずに、こちらからお詫びのしるしに自腹を切って数万円程度の商品券でもお送りしようか、と考えながらその夜こちらから低姿勢で電話連絡。しかしそうはならなかった。「誠意はどのような形で表そうとしているのですか?」みたいな発言があったので、もうこれは保険屋さんにお任せしようと判断。その場で警察は呼ばなかったが、保険屋さんに当時の状況を説明すると、保険対応可能との事、すべて任せる事となった。
 皆さん、保険にはしっかり入っておく事をお勧めします。お疲れ様でした(ガンメタ)