2009
ツーリングレポート
コース マグドナルド用賀店 − 三芳PA − 吉美百穴 − いづみ − 蓮田SA
参加者
(敬称略)
武信(H.VF750) 羽田(BMW.R1150RT) 熊谷(S.GR650)
田中(S.GSX-R1000) 吉浜(BMW.R1150R) ガンメタ(Y.XJR1300)
田口(BMW.R1150R RS)    
見送り 内田(車) 高橋(車)
ゲスト 藤木御一家(車)
走行距離 318km(横浜起点)
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 生首相へのアゲンストも日々強くなる一方だが、噂に聞く“上州からっ風”、これもかなりものだった。それまで左翼から吹かれ続けていたのだが、太田市役所前での信号待ちでは左右から車体をグラッグラとゆすられる。バレリーナのよう(な)につま先に力が入る。ビル風、すなわち市役所の建物がベンチュリーになって我々はその只中にいるわけだ。地図を見れば太田市そのものが関東平野へのベンチュリーとなっている。こりゃ風が強いわけだわ。今回はこの近くにある群馬県の“いづみ”というウォーリアが探索したお店で“しょっつる鍋”を頂こうというものだ。このお店がまた、味はうまいしママさんはきれいで♪その気配りがとてもうれしい最高のお
店だった。詳しくはHP掲示板のウォーリアによる書き込みを参照されたい。ツバサ御用達のお店になることは間違いないであろう。
 この不況下で、勝ち組らしい早朝の(いつもの)マグドナルド用賀店にメンバーが集合してくる。見送りのウッチーとともにちょっと懐かしい高橋さんの顔も見える。しばしの談笑後出発するのだが、マシンをチェックすればウォーリアのバックステップがカスタムされているではないか。病は着実に進行しているようで当面どんな薬も効きそうに無い。三芳SAではフジキンハイランド御一家と合流する。一粒種のちょっとシャイな“こうたちゃん”も一緒だ。子供の成長は早い。ギンヤンマおじちゃんは早く成人してツバサライダーになるよう言い含めている。さ、出発しようか、どういうわけかヨッシーさんがSAの入口をオーバーランしてこの先の合流点で待っているんだ???
 美百穴(ひゃくあな)に寄る。岩山に掘り込んだ住居のような立派な墳墓である。内部は結構広く両サイドに二体が安置されるようになっていた。その壁面には恥ずかしながら定番のイタズラ書が刻まれてしまっている。本州では珍しいヒカリゴケが一部で見られるが、多湿な時期ではないため勢
いはいま一、タバコの箱ぐらい、ほんの少しの面積で、光っているといえば光っていたかな。それらの基部に縦横に掘られている高さ3bほどのトンネルは軍需工場跡だとのこと。負け戦だよなあ、しかし先人のご苦労が偲ばれる。皆が一服している間に城跡オーソリティーであるヨッシーとともにすぐ隣の松山城跡を散策してきた。ここからR407を北上して“いづみ”を目指すが横から
吹き付ける風は徐々に強くなりついに前述のようになったわけ。食事が終わって外に出てみるとからっ風は容赦なくマシンに右サイド90度(北から)、上方10度の方向(計測は当然していない)から砂塵をともなって吹き付けている。愛車家に言わせりゃこりゃサンドブラストだよ。店に人に言わせると「こんなのは普通」なのだそうだ。この砂塵、車体の奥の隅まで容赦なく入り込んで愛車の艶を曇らせている。帰ってからどう処置するかなあ、武ニイは腕の見せ所だろう。
 無線の不調から情報が交錯して出発にチョイ手間取ったが、街道の右奥で畑の土を巻き上げて暴れまくるからっ風と点在する古墳をみながら東北道を経て蓮田SAで解散となった。神奈川組は午後になっても一向に弱まらない風を避けるため、川沿いの高架である中央環状線から逸れて都心を抜け東名高速での帰路をとった。この選択初めてかも!!
 皆さんお疲れ様でした。(了)クマガイ