DC色々体験記 2003年7月

7月1日新アドレス獲得。http://home.c01.itscom.net/dcdiary

ボルチモアにてヤンキオリオルズ戦観戦社は年休を取って早退。途中混んでいたこともあり、1時間半で球場駐車場到着。10分ほどいて球場へ。7時過ぎのプレイボルに間に合う。席はレフトスタンドの10列目。レフトスタンドとしてはいい席だが、いかんせんマウンドから遠い。お目ての松井も最近はセンタを守っており、遠くに見えるだけ。バッタボックスの松井も豆粒。期待していたホムランも飛んでこず。3列後ろの下品なオリオルズファンの絶叫ヤジがうるさい。

試合もヤンキスが7回まで11安打を放つも1点しかあげられない(オリオルズはその間10安打で7点)という、残塁が多く、時間は長く、ストレスはたまる一方という最の展開。松井の1打席目の1,2間安打が見られただけ良しとしよう。松井の打席で7回が終わり、その時点で10時を過ぎていたこともあり、もう松井の打席も無かろうということでる。結局最終回に打席が回り、もう一本ヒットを打ったようだがこれは見逃した。最終回まで見なくても、り着いたのは12時。翌日の事を考えると平日は辛いか。

試合、座席はイマイチだったけど、やはり芝生とカクテル光線の美しさは行ってこそ。次回はもう少しいい席で、ヤンキスでなくてもいいからゆっくり試合をしむのもいいかも。

7月4日(独立記念日) 友人邸でのパティ。色んな人がているがなかなかなじめず。花火はDCのモニュメントとの比が美しい。しかしアメリカの花火は間入れずに連して打ち上げる。花火が空中に消えていく瞬間のはかなき美しさは彼らには理解できないのだろう。DCの夜空に浮かぶ花火を見つつ、年はもう見られないのだな、と。

7月5日 ボルチモア1日観光

7月6日 テレビでウィンブルドン観戦。女子ダブルスでの杉山組の優勝に感心。いて男子ダブルス決勝と思ったが、よく見たら混合ダブルスのナブラチロワ組だった。

 

7月某日 知り合いのSalsa InstructorよりFundraising Eventのお知らせメル。大抵は近い将来あるコングレスなどへ出場するグルプの渡航費用等の助けにするためのもので、普段と同じ入場料のクラブイベントで、該グルプによるパフォマンスなどある。この種のイベントは地では珍しくないことが分かってきたが、さて日本では余り見かけないのは何故だろう?と考え、、、

やはり日本では「踊りは遊び」という感があるため?(つまり好きで海外コングレスに行く連中の金をってやる必要があるのか?あるいは、自分は好きで踊っているのだから、それでお金をもらっては申しない、という感があるのか)

ファンドレイジングという言葉に、政治家の資金集めパティみたいな胡散臭さがあるのか?

た、そもそもアメリカは、寄附に容なお柄であることも大きいかも。アメリカ以外のの事情も聞いてみたいところ。

7月13日 ウィリアムズバーグ1日観光

7月某日 3日前にアパトのプルサイドで日光浴。2時間で上半身はっ赤になって、ずっと痛かったが、痛さが無くなってきたと思ったら皮がむけてきた。

7月某日 “Mr. Smith Goes To Washington”(1937)をDVDで見たのに続き、“Legally Blonde 2”(2003)を映画館で見る。8.5ドル。「素人がワシントンで奮闘する」という点でテーマは同じだが、Legally〜は、Mr. Smithをモチーフ(実際に映画の中でMr. Smithのワンシーンが映し出される。主人公が苦境に陥ったときにリンカーンメモリアルで立ち直るシーンなどはカメラ角度まで同じ。)としつつも、ブロンド美女のサクセスストーリーを、ひたすら脳天気に明るく描く。さすが現代ハリウッド。

一つ気になった違いは「政治(もしくは「議会」)」に対するとらえ方の違いであろうか。ともに主人公の奮闘により他の議員が説得されるのであるが、Mr. Smith〜は、主人公自身が議員となっていることもあり、終始議会の中で、議会の手続きに則って捨て身の抵抗をし、同僚の支持(正確には敵役の降伏)を勝ち取る。議会外の彼の支援者の応援もあるが、敵の妨害でこれは完全に挫折している。これに対し、Legally〜は、主人公は議会スタッフという設定のもと、ボス(仕えている議員)が敵と化すや、同僚と共に議員事務所を辞め、NPOを結成し、知り合いのネットワークも利用しつつ議会の「外」からの運動(これは決して反対勢力(大企業のはずだけど)の抵抗には遭わない。)を行い、最後は両院の議員が集まる「非公式」のセッションに乗り込んでいって演説し、外からの運動で、議会の「中」の議員を説得することに成功する。決して「議員スタッフ」の座にとどまって改革を追求することはない。主人公が議員でないとはいえ、政治のアリーナが「議会外」にある点は議会制に対する見方の変化を写し出しているのであろう。

7月27日 DCでのテニストーナメントを観戦。アガシも出場する有名な大会。ワシントンポスト社が持っている(恐らく接待用の)観覧室に仕事の関係で招待され(た人に誘われ)、クーラー付の部屋で美味しい食事などとりつつの観戦は快適快適。試合は予選決勝の3試合。超一流ではないが、生でみると迫力があって良い。しかし3試合で6時間は長すぎるよ。

いよいよ明日、2週間のプエルトリコ・ペルー旅行へ出発。2週間の旅行というのは人生初、かな。大学時代に余り旅行をしなかったので、たぶん人生発だろう。今後の職業人生を考えてもあまりないかも。夜急遽プエルトリコ行きが決まった友人(アメリカ人)より電話。

「キミはプエルトリコに行ったことがあるって言ってたよね?で、聞きたいんだけど、プエルトリコの通貨なんだっけ?ドルは通用する?」

アメリカ人でもプエルトリコがアメリカの一部だという実感がないのかもしれない。

 

7月29日〜 長期夏期休暇

7月終わり。